切ない

ＡＲＩＡが、終わってしまったのですね…。
素晴らしい最終回でした。
振り返ればアリシアさんがどんな気持ちで灯里ちゃんを迎えたのか、どんなに仲間と、後輩と過ごす時間を愛おしいと思っていたのか。
それを考えると涙が出てきます。一緒に過ごす日々はいつか終わってしまうからこそ輝いて見える。なんか高校の卒業間近の時に似ていました。
いや、終わっても会おうと思えばいつでも会えるんですよ。それは大人になっちゃった自分が良くわかってるんです。
でも、一緒にいた全員が、その時の気持ちを忘れずに一堂に会する機会はとても貴重な物になってしまうと思うのです。本編でも大好きな人達と個々に会えても全員集合してる場面がなかったように。
悲しいことじゃない、孤独になってしまったわけでもない。ただふとしたときにすごい寂しさに襲われてしまうだけだけど。その胸を打つ郷愁を呼び覚ます最終巻でした。