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ハレルヤ×アレルヤ短文。
下のハレルヤ視点です。
OKな人は続きからどうぞ
下のハレルヤ視点です。
OKな人は続きからどうぞ
誰も俺たちの間に入ってくるな。
消えてしまえばいい。この忌々しい白い世界も何もかも。
俺には何もいらない。
俺達以外はなにも――――
白いベッドの上であいつが猫みたいに丸まって寝ていた。
実験の後はいつもこうして辛そうにしている。今回は何をされたんだろう。
「アレルヤ……大丈夫か?」
煩わしそうな前髪を指先で掃ってやるとほっと息をつく。
「平気だよ……」
嘘つくな。
このまま死んじゃうんじゃないかと怖くなって、ぎゅうと手を握った。痛いくらいのはずなのにこいつは安心したように笑うんだ。
こうしていればなにもこわいことはないと言いたげに。
知ってる。お前の考えてることなんとなく。
俺が大人達の実験で少し会えなくなったりしたとき、とてもとても怖がってるだろ?
でも俺はそれを見て安心するんだ。
俺がいないと不安でしかたない、その顔を見る度に愛しくなる。
そのときは、俺とお前の世界に邪魔なものはなにもないって思えるから。
本当に俺がいなければ駄目になってしまえばいい。
だって俺はお前以外はいらないんだから。
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