気付いたらショック

ガンダムOOの感想は、気が向いたら書くことにします。
ルイスがね・・・本当に可哀相でね。ほんの少しの幸せも今は願えないのかと思うと。
なんだろう、気が付いたらOOの誰よりもルイスと沙慈に感情移入していたみたいだ。あの子がこれから先の希望を見れるようになるまで、冷静に見ていられない。
最初は、タリビアってどこだっけ？とか戦争がまるで別の世界のような能天気さを冷めた目で見ていたけど、これは現代日本人の典型的な視線なんだよな。刹那が呆れるほどの平和ボケの。
お母さんとちょっと離れるくらいで泣くような子なのに。甘ったれで無邪気で、今の幸せは当たり前のことで、未来がもっと幸せならいいのにと思う少女が、両親を失い体に不具を負うという絶望はもう想像できない。
しかもそれは災厄を撒き散らす力をもった少女の、何の意味もない短慮な気まぐれで起きたのが許せない。スタッフの思う壺なんだろうけどなあ。

今度紹介するけど、ルイスの人形も作ってあるんだ。
その3週間後に旅先で起きた衝撃の事件だったよ。前も言ったけど、人形を作るとその人にすごく思い入れができるんだ。どうしたら可愛く作って上げられるか、録画を見直しながらデフォルメして一から型紙を書いて。
そうやって出来上がるととても可愛く思える。
もう俺の嫁通りこして、我が妹、我が娘、みたいな。
もしもルイスを作るのがあの事件の後だったら、こんなにショックを受けなかったかもしれない。
一期が終わる前に、ルイスが少しでも笑えるようになればいいな。